アイロンを使っても髪の毛が広がってしまう時にできる4つの対処法

このサイトではアフィリエイト広告を利用しています。

「髪の毛がどうしてもパサついて広がってしまう…」という時の最終手段として利用している方も多いヘアアイロン。

髪にあてるだけで思い通りのスタイリングができると、アイロンが手放せなくなっている方も多いと思います。

しかし「何度も繰り返し使ううち、アイロンを使っても髪の毛が広がってしまうようになった…」という場合、どのように髪の広がりに対処すればよいのでしょうか?

そこで今回は、アイロンを使っても髪の毛が広がってしまう原因とオススメな対処法4つをご紹介しましょう。


髪の広がりをアイロンでも対処できなくなったわけ

髪の広がりをアイロンでも対処できなくなったわけ

対処法のお話の前に、まず知っておきたいのがアイロンでも髪の広がりを抑えられなくなってしまった原因です。

アイロンでスタイリングができる仕組み

ヘアアイロンは熱したプレートを髪の毛にあてることで、ストレートやカールなど思い通りのヘアスタイルにアレンジすることができるアイテムです。

髪の毛に熱を直接与えることで髪の毛内部のたんぱく質の繋がり方を変えたり、髪内部にある水分を熱で乾かして水素結合を再結合させることによって、髪をまっすぐにしたりカールさせたりすることができます。

アイロンで効果がでなくなったわけ

では、なぜアイロンで熱を与えても髪の毛がスタイリングできず広がってしまうようになったのでしょうか?

それは、髪の毛内部に問題が起こっているからです。

その理由として考えられるのが

  • 高温をあてすぎて髪がたんぱく変性を起こして硬くなっている
  • 強く引っ張りすぎてキューティクルがはがれてボロボロになっている
  • 内部の水分が水蒸気爆発を起こして髪内部で破裂。髪が穴ぼこになって傷んで乾燥している

などです。

手軽に髪の毛を思い通りにスタイリングできる便利なアイロンですが、繰り返し髪が濡れた状態で使用したり、強く引っ張りすぎたり、高温で何度も髪にあてたりすることで髪自体が損なわれてしまい、アイロンだけでは対処できなくなっているのです。


髪の広がりを抑える対処法

髪の広がりを抑える対処法

では次に、アイロンを使っても収まらなくなった髪の毛の対処方法をご紹介しましょう。

ヘアケアを充実させる

見逃してしまうことも多いのですが、普段使っているシャンプーが原因で髪の広がりやパサつきを助長してしまっていることが少なくありません。

洗浄力の強すぎる成分を使うことによって、より髪のダメージが広がり水分が抜け出やすくなって広がってしまうのです。

まずは頭皮や髪に優しい弱酸性のアミノ酸系シャンプーに変え、それ以上髪がパサつき傷つかないようにケアをしてあげましょう。

こちらの記事でアミノ酸洗浄成分のおすすめシャンプーを紹介しています⇒カラー・パーマで痛んだ髪の毛も元気になる4つのおすすめシャンプー!

また、丁寧に髪を洗ったら、不足している栄養を補うために洗い流すトリートメント(インバストリートメント)と洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)のダブル使いで髪の毛を保湿・補修するのがおすすめです。

関連記事:人気商品だけPickUp!洗い流さないトリートメントのおすすめランキング!

ヘアオイルでまとめる

アウトバストリートメントとして、ホホバオイルや椿油など髪をコーティングして守ってくれる機能のあるオイルを使うのも良いでしょう。

これらのオイルは髪を乾かすときにドライヤーの熱や日中の日差し・紫外線から髪を守ってくれる働きもあるので一石二鳥です。

また、毛先に行くにつれて広がる髪をしっとりとまとめてくれるため、パサついて広がる髪先もしっとりとまとめることができます。

ヘアスタイルを変える

アイロンや間違ったヘアケアによって髪のダメージがかなり進行している場合は、ヘアケアやヘアオイルだけではもう改善できません。

ダメージが酷い部分は思い切ってカットし、次に生えてくる髪の毛に賭けるようにしましょう。

関連記事:髪がパサつき広がってしまう人に髪の広がりを抑えるカットを紹介!

髪の毛は死んだ細胞なので、補修によってダメージがカバーできる状態を超えてしまえば、それ以上髪質を改善することは不可能。

レイヤーを入れてダメージ部分を減らすか、ショートカットにしてみるなどして、傷んだ部分は切り捨てるしかありません。

広がりを抑えようとパーマ・縮毛矯正を行う方もいますがそれはNG。

ただでさえ傷んでいる髪が薬液によってさらにダメージを受けてスカスカになり、枝毛・切れ毛が出やすくなり、色も黄色く褪せてしまい、もっとまとまらなくなってしまうことでしょう。

見た目も安っぽく疲れた髪になるのでお勧めできません。

アイロンの使い方を変える

アイロンの正しい使い方をご存知ない方は意外と多いもの。

我流で行うと余計に髪の毛が広がってしまうので、正しい使い方をマスターしましょう。そうすれば、アイロンで髪のパサつきや広がりを抑えることができます。

  • 髪内部の水素爆発を防ぐため、髪が濡れた状態では絶対に使わないように。
  • ある程度乾かした後、専用のスタイリング剤を使って行うようにしましょう。
  • アイロンの設定温度は180度程度。
  • 髪を両サイドと後ろ部分の3つにブロッキングし、それぞれの毛束を髪表面部分となる上部分と外からは見えない下部分の上下2段に分けて個別にまとめておきます。後頭部下ブロック→サイド下ブロック→後頭部上ブロック→サイド上ブロックの順にアイロンをあてていきます。
  • 髪の毛をまとめたいがためにぎゅーっとプレスして行う人もいますが、それでは髪を傷めてしまうので、根元から少し下部分から優しく毛束をプレスし、アイロンをすーっとまっすぐに下に向けて滑らせます。
  • 髪内部が熱によって組成が変わり、温度が下がる時に髪の形を作るため、アイロンの熱が冷めるまで毛束を手で持って髪を支えて散らばらないようにしましょう。

この方法でアイロンでお手入れをすれば、広がる髪もダメージを最小限に抑えてしっとりとまとめてスタイリングできますよ。


まとめ

アイロンを使ってもまとまらなくなった髪にお悩みの方は、間違った使い方やケアが髪の広がりの原因であることも多いので、今回ご紹介した4つの方法をぜひお試しください。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)