髪の毛の絡まりを抑えるにはまずシャンプーの見直しから始めよう!

髪の毛の絡まりを抑えるにはまずシャンプーの見直しから始めよう!

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髪の絡まりは表面を覆うキューティクルがダメージを受けることで、髪同士が引っかかりやすくなるのが原因です。

キューティクルがダメージを受けるのはカラーやパーマなどが代表的ですが、毎日質の悪いシャンプーをすることでも髪はダメージを負ってしまいます。

ですので、絡まりを解消(髪のダメージを軽減)していくには、カラーやパーマは控える、そしてキューティクルにダメージを与えない質の良いシャンプーに変えることから始めてみてください。

では、どんな点に注意してシャンプーを選べばいいのか?シャンプー選びのポイントをいくつかご説明していきます。


洗浄力の強くないシャンプー(アミノ酸系)を選べ!

洗浄力の強くないシャンプー(アミノ酸系)を選べ!

シャンプーを選ぶ際は、どんな洗浄成分を使っているかをチェックしましょう。

つよすぎる洗浄力は危険

とにかく髪の汚れや皮脂を落とそう!と強い洗浄料を配合したシャンプーを選ぶ方がいます。

しかし、これはとっても危険。

頭皮がさっぱりすると「しっかり汚れを落とせた!」=「美髪になる」とつい錯覚してしまいますが、あまりに洗浄力が強すぎると頭皮や髪を守るために必要な皮脂まで奪っている可能性があります。

皮脂は悪者ではなく、乾燥や紫外線・摩擦などから頭皮や髪を守るためにとても必要なもの。

それが奪われてしまうことで頭皮が乾燥し潤い不足・血行不良などの状態に陥り、健やかな髪の毛を発育・維持することが出来なくなってしまうおそれがあります。

さらに、不足した皮脂を補うために皮脂が過剰分泌されて、インナードライでありながら表面はベタベタ・ギトギトのオイリー頭皮になってしまうおそれもあります。

強すぎる洗浄成分とは、

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウリル硫酸TEA

などです。これらの洗浄成分は安価ですし、泡立ちも強いので、安い市販品には必ず配合されています。

シャンプーを選ぶ際には成分表示に上記の成分が記載されているものは避けるようにしましょう。

アミノ酸系が髪や頭皮に良い理由

マイルドで肌や髪に優しい洗浄成分といえばアミノ酸系の洗浄成分です。

髪の毛はケラチンというたんぱく質から作られています。そのケラチンを作っているのは18種類のアミノ酸。つまり、アミノ酸系シャンプーは、髪の毛と同じアミノ酸で髪を洗えるシャンプーなのです。

また、アミノ酸系シャンプーは肌や頭皮と同じ弱酸性なので刺激が少なく、洗うたびにアミノ酸を補充していくことができるというメリットも見逃せません。

アミノ酸系を表す表示

  • グリシ
  • メチルアラニン
  • グルタミン酸
  • メチルタウリン
  • サルコシン

等の言葉が表示成分に記載されています。

アミノ酸シャンプーは価格が比較的高めですし、表示にもわかりやすく「アミノ酸系の洗浄成分配合」等と記載していることが多いです。

ノンシリコンシャンプーを選ぼう!

ノンシリコンシャンプー

優しいシャンプー選びのポイント2つ目はノンシリコンであることです。

シリコンは悪?

シリコンと聞くと、体や髪に悪いというイメージが定着して完全に悪者扱いですが、シリコン自体はただのコーティング剤であり、それほど悪いものではありません。

シャンプーにシリコンを配合すると、髪の毛の表面をコーティングしてキューティクルが剥がれて乱れた髪をつるつるにしてくれます。

そして手触りがなめらかになり髪の毛同士がひっかからなくなるので、なんとなく髪の毛のコンディションが改善したような錯覚を覚えてしまいますが、それはその場しのぎでしかありません。

シャンプーは髪や頭皮の汚れを落とすのがお仕事ですから、シャンプーの際はしっかりと汚れを落とすことに専念すべき。

しかし、シリコンをシャンプーに配合してしまうと、洗浄がしっかりできていない状態で髪をコーティングしてしまうことになり、髪に付着している汚れや皮脂・スタイリング剤など、落とすべきものまで一緒に閉じ込めてしまって十分に汚れ等を洗い流すことができません。

また、シリコンを配合すると泡立ちが悪くなるため、強い界面活性剤を使わざるを得なくなってしまうというデメリット、コーティングすることで次に使うトリートメント等の補修成分が十分に浸透しなくなってしまうというデメリット、さらに、十分に洗い流さないとシリコン成分が頭皮を多い、頭皮環境を悪化させてしまうというデメリットもあります。

結論として、シリコン自体は悪ではないのですが、シリコンをシャンプーに入れる必要性は全くないのです。

ノンシリコンはきしむ?

全く必要性のないシリコンがなぜこれまでシャンプーに入れられてきたのでしょうか?

それはシャンプー中の髪のきしみを解消するためです。

髪の毛をコーティングするシリコンをシャンプーに配合すれば、自然と髪の表面がカバーされてなめらかになり、シャンプー中に髪の毛がきしんで絡まることを低減することができます。

その分、豊かな泡立ちを実感していただくために、脱脂力の強すぎる洗浄成分を配合せざるをえなくなります。その結果、頭皮や髪を守るために必要な皮脂まで奪い、さらに乾燥やダメージを進行させてしまうのです。

つまり、シリコンを配合していないノンシリコンシャンプーを使うと、髪の軋みを感じてしまうのは仕方がないことです。

しかし、髪や頭皮への優しさを考えたらやはりノンシリコンであるのがベスト。どちらを重視するかはお考え次第ですが、目先の手軽さを重視すると後で痛い目を見ることになるかもしれないことは留意しておきましょう。

きしまないノンシリコンシャンプー

しかし、最近では、泡立ちや軋みのデメリットを解消するノンシリコンシャンプーが多数登場しています。

マイルドな洗浄成分を使いつつ、きしみを解消する天然エキスをバランスよく配合することで、シャンプー中にシリコンを入れなくても滑らかに洗い上げることができます。

ノンシリコンはきしむから嫌という方も、きしまないノンシリコンシャンプーを選べば問題解決!


まとめ

シャンプーの時に絡んできしまない髪を作るには、アミノ酸系・ノンシリコンシャンプーに変えることがとても重要であることはお分かりいただけましたか?

いろいろな髪や頭皮に優しいシャンプーが販売されていますが、中でもおすすめのシャンプーは「カラー・パーマで痛んだ髪の毛も元気になる4つのおすすめシャンプー!」でも紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

また、シャンプーを選ぶ際には、自分の髪質や髪のコンディションの方の感想もチェックしておくとより自分に合ったシャンプーと出会えることでしょう。

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