美しく健康な髪を手に入れるには、毎日のお手入れが欠かせません。
なかでもシャンプーのあとに髪を補修し、整える大事な働きがあるトリートメントを使うことは、とっても重要なポイントとなります。
しかし、せっかくのトリートメントも使い方を間違えてしまっていては十分な効果を得ることはできません。
それでは今回は、トリートメントの効果的な使い方と注意点をご紹介します。
目次
効果的なトリートメントの使い方
ダメージが気になる髪の補修ができるトリートメントも、正しく使わなければ意味がありません。それでは効果的なトリートメントの使い方を見ていきましょう。
しっかりシャンプーを洗い流す
基本中の基本として、シャンプーはしっかり洗い流すようにしましょう。特に後頭部や耳の上はシャンプーの洗い残しが多い部分なので要注意。
お湯を頭皮に含ませるようにしてしっかり根元まできれいにすることで、頭皮トラブルを防ぎ、トリートメントの浸透性を高めることができます。
髪の水気をしっかり切る
髪の毛を丁寧にすすいだら、次は髪の水気をしっかり切りましょう。軽くタオルドライしてもO.K。
髪に付着した水分をある程度取り除くことで、トリートメントが薄まらずにムラなくしっかり髪に付着しやすくなります。
指で広げてなじませる
次にトリートメント適量を手に取り、手のひらでこすり合わせて指の間にも広げます。そのまま髪の毛、特にダメージが酷い部分や毛先を中心にてぐしでざっくりと揉みこんでいきます。
トリートメントがいきわたったら、両手で髪をはさみ、よくなじませるようにします。トリートメントのテクスチャの色が髪になじんでわからなくなったらOKです。
このとき、頭皮にトリートメントが付かないように注意してください。また、キューティクルを傷つけるのでブラシやクシなどは使わないように。
すぐに洗い流さない
トリートメントをしたら、指定の時間(製品によって異なります)は必ずそのまま放置しましょう。
髪のダメージが酷い場合は、トリートメントをなじませた後、ホットタオルやシャワーキャップをかぶるのも効果的です。
その間、半身浴をする、マッサージをする、首や肩などをもんで血行を良くするなど美容に良いことをしたり、本や音楽やテレビを見るなどリラックスタイムにするなど有効活用すれば、放置時間も気にならず、美容と健康に一石二鳥ですよ。
丁寧に洗い流す
指定時間置いたら、丁寧に洗い流すようにしましょう。トリートメントのぬめりが取れ、するっとした指通りになれば完成です。
タオルドライしたあと、自然乾燥させずにドライヤーを使って乾かすようにしてください。
やってはいけない間違ったトリートメントの使い方
ついついやってしまいがちなのが以下の間違ったトリートメントの使い方です。
多めにつける
量を多く付けた方が補修効果が高いのでは?とべったりと髪の必要以上に多くトリートメントをつける方がいますがこれは間違い。
多く付けてもトリートメント成分が髪に浸透する量は同じです。
多めにつけることで、すすぎ残しが増えて頭皮トラブルが起こりやすくなるばかりか、コストもかさんでしまいお財布にもダメージとなるので、指定された量を守るようにしましょう。
放置時間を長くする
髪にトリートメントを付けた後、長く置けば置くほど効果が高まるのでは?というのも間違った思い込み。
浸透する量は変わりませんし、長く髪につけすぎることで頭皮に付着しやすくなるので決められた時間を守って使いましょう。
頭皮につける
髪に良いものなら頭皮にも良いはずと頭皮にまでトリートメントをつけてはいけません。
トリートメントには油分が多いため、毛穴づまりや頭皮荒れなどの原因となりかねません。
トリートメントは髪用のもの。頭皮のために作られたものではないので、極力頭皮につけないように気をつけて使ってください。
まとめ
効果的なトリートメントは、髪の毛の表面だけでなく内部から働きかけて、ツヤやコシのある美しい髪作りに非常に役立ちます。
しかし、間違って使うと逆効果となるので注意が必要です。
毎日のヘアケアは美髪の基本中の基本。傷んだ髪も、髪の補修をしてくれるトリートメントを正しく上手に使えば、次第に修復され、美しい髪を再び取り戻すのも夢ではありません。
これからは、トリートメントで効果的に美しい髪を手に入れましょう。
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