髪の毛を洗う時に、いつも髪がキシんで絡まるのはとてもストレスですね。
髪が絡まると、その部分が気になって結局ちゃんと洗えていない・すすげていないことも多くなります。
すると、髪が弱くなるだけでなく頭皮環境も悪化して抜け毛も増加してしまうなど、様々なトラブルを生んでしまいます。
なのでシャンプーの時に髪が絡まるなら早急な対応が必要!
そこで今回は、シャンプーの時に髪が絡まる原因と4つの対策法をご紹介していきましょう。
目次
なぜ髪が絡まる?その原因は?
まず、シャンプーする際に泡で洗っているのになぜ髪が絡まるのか?原因をみていきましょう。
髪質の問題
もともとの髪質がいわゆる「ねこっけ」タイプの柔らかくてコシがない場合、シャンプー時の摩擦で髪の毛同士が絡まりやすくなります。
この髪質だと風や雨・静電気などでも絡まりやすいことでしょう。
髪の毛のダメージが深刻
髪の毛の表面を覆うキューティクルがところどころ剥がれている・ささくれているダメージヘアも、シャンプー時に髪が絡まりやすいです。
キューティクルは乾いた状態では閉じていますが、水を含むと開いてさらに髪同士が絡まりやすくなります。
整髪剤のつけすぎ
おさまりの悪い広がる髪を落ち着かせようとセット力の高い整髪剤をたっぷりつけてしまうと、シャンプーをするときに髪の滑りがわるくなって絡まりやすくなります。
もともと絡まっている
上記の原因で髪の毛が絡まった状態のまま、無理やりシャンプーをした場合も絡まりが酷くなって大変なことに。
シャンプーの問題
髪の毛をコーティングして髪同士の摩擦を抑えてくれるシリコンを配合していない”ノンシリコンシャンプー”の中には、どうしても髪の毛が絡まりやすくなってしまう製品もあります。
原因別:シャンプー時の髪の絡まり解消法
では原因別に、”シャンプーの際に髪の毛が絡まないようにする”4つの方法をご紹介します。
1:髪質が原因の場合
柔らかい毛の場合は、シャンプー前の丁寧なブラッシングがポイント。
ブラッシングするだけでも十分髪についた皮脂や汚れなどが落とせますし、キューティクルを整えて絡みにくい状態にすることができます。さらにシャンプー前に丁寧に湯シャンしておくと完璧。
髪質が原因で絡む場合、髪の毛の洗い方も気を付けましょう。
髪をかき混ぜるようにワシワシと洗えば細い髪同士がもつれて絡み合うのは当然。
既にブラッシングと湯シャンで髪はある程度洗えているので、髪を洗うというよりも頭皮を洗うことをメインに、髪の生え方に逆らわないように洗って流しましょう。
2:髪のダメージが原因の場合
キューティクルがはがれているダメージヘアは、シャンプーの前にトリートメントを行う「リバースケア」がオススメ。
まずシャンプー前に丁寧に髪の絡まりを手ぐしで解き、それから粗いブラシでブラッシングをしておきます。
この際、髪だけでなく頭皮も刺激するよう髪の生え際から頭頂部に放射線状に溶かしておくと血行促進も同時にできます。
その後、お湯で髪の毛をまんべんなく濡らした後、手のひらにトリートメントを少量とって髪の絡みやすい部分を中心になじませて10分程度しばらく放置しておきます。
次に、軽くトリートメントを洗い流してから、シャンプーをすれば髪の毛も絡まずに洗い上げることができます。
3:整髪剤が原因の場合
ベタベタした整髪剤が原因の場合は、シャンプーの前にまずは手ぐしでおおまかな絡まりを解き、その後目の粗いコームを使ってブラッシングをして絡まりを解きます。
その後、湯シャンをして髪の表面についた整髪剤を落とすようにしましょう。
ブラッシングの際、獣毛(豚毛や猪毛など)を使ったブラシを使うのがオススメ。髪と同じたんぱく質で出来ているので静電気や摩擦を気にせずに使うことができます。
湯シャンも頭頂部から下に流すように手ぐしで髪をお湯で洗うようにするとよいでしょう。
しっかり髪が濡れて表面のべたつきが収まったあとにシャンプーをすれば絡まなくなります。
この方法は、髪の毛が絡まっている場合にも当てはまります。
シャンプー前のブラッシングや湯シャンは必須。丁寧に行うことで、より絡みづらい髪にしてシャンプーをすることが出来ます。
4:シャンプーが原因の場合
使っているシャンプーがきしみやすいものなら、シリコン入りのシャンプーに替えるか、ノンシリコンできしまないシャンプーに替えるとよいでしょう。
シリコン入りシャンプーなら髪の毛をコーティングして髪の毛同士が摩擦で絡まらないようにしてくれます。
ただ、シリコン入りシャンプーは強い脱脂力をもつ洗浄剤を配合しているので、頭皮や髪が乾燥気味の方にはあまりお勧めできません。
それよりも、保湿剤や天然のオイルなどを配合したきしまないノンシリコンシャンプーに替えた方が、長い目でみて髪や頭皮にとってプラス。髪を生み出す畑である頭皮のコンディションを整えつつ、髪を優しく洗い上げることで、ダメージをそれ以上悪化させることなく、コシやハリのある髪の育成に役立つことでしょう。
市販品だとシリコン入りシャンプーが多いですが価格は安価です。反対にサロンクオリティのノンシリコンシャンプーは少し価格が高くなりますが、それだけの効果はしっかり実感できるはずです。
口コミ良く人気のノンシリコンシャンプーは「カラー・パーマで痛んだ髪の毛も元気になる4つのおすすめシャンプー!」で紹介していますので参考にしてください。
まとめ
シャンプーの際に髪の毛が絡まることにお悩みの方は、ぜひ原因を見つけてそれに合わせて対策をとることで髪を大切に洗い上げるようにしましょう。
絡まりを気にすることなくしっかりと髪の汚れ等を除去することが出来れば、その後に使うトリートメントやオイルなどの浸透もさらに良くなり、補修や艶・サラサラ感などもぐっとアップすることでしょう。
美髪の基本はシャンプーです。これからはシャンプーの最中に髪が絡まないよう今回ご紹介した方法をぜひお試しください。
コメントを残す