「髪は女性の命」しかし、オシャレを楽しむために、ヘアカラーやパーマ、ドライヤーなどの使い過ぎには注意してください!
気が付けばパサついたり、切れ毛が増えていたりと知らない間に髪がダメージを受け、なかなかスタイリングが決まらなくなるなどトラブル多発髪になってしまいます。
髪は一度ダメージを受けると修復はなかなか困難ですが、コツさえつかめば、再び以前のようなツヤやコシのある美髪に戻すことも難しくありません。
それではそんな方に役立つ、傷んだ髪をよみがえらせ健康にする修復方法を5つご紹介していきましょう!
目次
1:シャンプーを変えて髪を修復
シャンプー選びは美髪づくりにとっても重要なポイントです。
髪質や頭皮に合わないシャンプーを使うと今生えている髪の乾燥が進み、パサついて弱くなるばかりか頭皮にダメージを与えて健康な髪が生えなくなってしまいます。
まずは今使っているシャンプーの成分をチェックしてみてください。
特に”ラウリル硫酸Na”や”ラウリル硫酸カリウム”など石油系合成界面活性剤は洗浄力が強すぎるため、髪や頭皮の保護に必要な脂質まで取り除いてしまいます。
また、キューティクルも剥がしてしまい、髪の乾燥や頭皮トラブルのもとになりやすいので注意しましょう。
髪の修復におすすめのシャンプーは?
やはりおすすめはアミノ酸系のノンシリコンシャンプーが安心です。
髪の毛の成分と同じなので刺激も少なく必要な脂質は残して余分なものだけ取り除いてくれるため、髪や頭皮をしっかり保護することができます。
シャンプーを購入するときには製品背面にある成分表を見る習慣をつけるようにしてくださいね。
2:洗い流さないトリートメントで髪を保護&補修
アミン酸系・ノンシリコンのシャンプーで丁寧に洗った後は、洗い流さないトリートメントで髪の保護&補修をしましょう。
洗い流さないトリートメントのメリット
シャンプーのあとに洗い流さないタイプのトリートメントを使うことで、タオルドライ時・ドライヤーの使用時に掛かる髪の摩擦や熱のダメージから髪を守ることができます。
また、髪の表面を長くコーティングできるため、乾燥や紫外線から髪をガードすることもできます。
トリートメントの使い方
トリートメントは傷みが激しくなりがちな髪の毛先から根元に丁寧につけていきましょう。
このとき、トリートメント成分をしみこませたいからと髪を擦ったり揉みこんだりしないように。摩擦でさらに髪の表面のダメージが広がり、乾燥が進んでしまいます。
また、頭皮にトリートメントが付くと頭皮の毛穴づまりの原因になるため、頭皮には付けないように気をつけてください。
3:傷んだ髪を修復するドライヤーのやり方
忙しいと早く髪の毛を乾かしたくて、ささっとタオルドライした後に高温のドライヤーで一気に乾かしたくなりますよね。
しかし、高温の風は髪の水分を必要以上に飛ばしてしまい、髪が加熱されて傷んだ髪をさらに傷めてしまうので厳禁。
また不十分なタオルドライでは、自然とドライヤーを掛ける時間が増えてしまうので、ドライヤーを使う前には丁寧に水分をタオルに吸収させておくようにすることも忘れないようにしてください。
あくまでドライヤーは「仕上げ」として使うようにしましょう。
低温ドライヤーで「風」で乾かす
既に傷んでいる髪を保護しながら乾かすには、「熱」ではなく「風」で乾かすのがポイント。
高温の熱風を髪にあてて水分を蒸発させるのではなく、低温の風をあてて水分を飛ばすようにしましょう。これだけで髪に負担を掛けることなくしっかり乾かすことができます。
お手持ちのドライヤーに低温モードがあるならば、ぜひそちらを使ってください。髪の根元にも風を十分当てて、頭皮も適度に乾かすこともお忘れなく。
4:髪の健康は栄養が大事
これまでは髪のお手入れ方法についてご紹介してきましたが、次は健康な髪をつくるための方法をご紹介します。
タンパク質を摂る
髪の99%を構成するのがケラチン(タンパク質)です。
良質なタンパク質が不足すると、健康的な髪をつくるモトが足りないので自然と髪も弱くなり、ヘアサイクルも乱れてしまいます。
タンパク質が豊富な食材
- 動物性タンパク質・・・うなぎやまぐろなどの魚介類、ささみや豚もも肉などの肉類、卵、乳製品など
- 植物性タンパク質・・・豆腐や納豆などの大豆製品などを積極的に食べるようにしましょう。
亜鉛を摂る
ヘアサイクルを整え、新陳代謝をスムーズに行わせるために必要不可欠な成分が亜鉛です。また、抜け毛予防にも欠かせない成分でもあります。
亜鉛を多く含む牡蠣やほたて、レバー(豚)、ごまなどを食べましょう。
亜鉛サプリも多く販売されているので、食事からの摂取が難しい場合はサプリを買うのもおすすめです。
ビタミンB6を摂る
美容ビタミンとして知られるビタミンB群のなかでも、ビタミンB6はタンパク質をアミノ酸に分解し髪をつくる手助けをするなど、タンパク質の代謝に欠かせない重要な成分です。
まぐろやいわし、鮭、とりのささみ、バナナや赤ピーマンに多く含まれています。
コンドロイチンを摂る
関節痛などの痛み予防に摂取している方も多いコンドロイチンは、髪のツヤの元となる成分なので美しい髪を求めるならぜひ摂取しましょう。
コンドロイチンは納豆やオクラ、モロヘイヤなどのネバネバ系食材に多く含まれています。
またフカヒレやスッポンなどにも含まれています。
5:髪の紫外線対策
紫外線は肌だけでなく髪にも悪影響。
強い日差しに当たることで髪の表面を覆うキューティクルが傷み、髪内部のケラチン繊維を破壊し髪質の劣化にも大きく影響します。
それを防ぐために、
- 帽子をかぶる
- 日傘を使う
- 紫外線は窓ガラスなども通過するため、紫外線防止フィルムを張る
- 髪用の日焼け止めを塗る
などの対策を欠かさないようにしましょう。
まとめ
「パサつきゴワゴワの髪はもうイヤ!」とお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した修復方法をお試しください。
ただ、あまりにダメージがひどすぎる毛先などはお手入れしても改善されないこともあるので、思い切って髪の毛をカットしてイメチェンしてしまうことも一つの方法です。
それと同時に、美しく健康な髪を作るために必要な栄養をしっかり摂り、休息も十分取ることで、徐々にしなやかな髪が生え育っていくことでしょう。
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