ちゃんとケアしているつもりなのに髪の毛がゴワゴワ・ぼさぼさ。特に曇りや雨の日なんて最悪。
ボリュームが出てしまう上に、あっちこっちに髪の毛がハネてしまい、まとめる以外に対処のしようがない!など、思い通りに行かないワガママ髪に手を焼いている方も多いことでしょう。
しかし、そんなゴワゴワ髪の毛も、毎日のお手入れをちょっと変えるだけでサラサラ髪に変身させることが出来ます。
今回は髪をサラサラにするおすすめの方法を3つご紹介します。
目次
髪サラサラ対策1:シャンプーから変える
髪の毛がパサパサになってしまうのは、毎日何気なく行っているシャンプーが大きく関係している可能性があります。
アミノ酸系ノンシリコンに変える
頭皮がべたつく方、まとまらない髪の毛を強引にまとめるためにスタイリング剤を多用している方がやってしまいがちなのが、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用です。
確かに洗っている最中や洗った直後は頭皮がすっきりさっぱりし、「きれいになった!」と満足できることでしょう。
しかし、それはあくまで錯覚。
保護するために必要な成分まで洗い流してしまうことで、髪の毛や頭皮がダメージを受けやすくなってしまうだけでなく、頭皮環境やキューティクルの状態を悪化させてゴワゴワ髪にしてしまいます。
洗浄力よりも頭皮や髪の毛へのやさしさを重視し、アミノ酸系ノンシリコンシャンプーを使うようにするだけで、髪の毛や頭皮のトラブルも少しずつ改善されていきます。
シャンプー前のブラッシング習慣
また、シャンプー前に必ず行っておきたいのがブラッシングです。
髪の毛についた汚れや皮脂などはシャンプー前の丁寧なブラッシングでかなり落とすことが出来ますし、髪の毛の絡まりをほどくことで、髪を洗う際に起こる髪同士のもつれや摩擦を軽減することが出来ます。
ブラッシングに使うブラシは、ツゲや動物の毛など静電気が起きにくく、頭皮に優しいものを選ぶと良いでしょう。
シャンプー前の汚れた髪の毛に使うものなので、ブラシは使用後は丁寧に洗い、乾かし、衛生的に保管・使用することも忘れずに。
髪サラサラ対策2:トリートメント・オイルで補修
洗髪後、髪が渇くと髪の毛がパサつき切れ毛や枝毛になりやすいなら、それはキューティクルが剥がれて髪内部の栄養や水分が抜けて髪の毛がスカスカになっているという髪の毛からのSOSです。
一度剥がれてしまったキューティクルは自分の力では復活しないので、その部分はカットするか、コーティングしてそれ以上髪のコンディションが悪化するのを防ぎ、栄養を与えて補修することしかできません。
そのために利用したいのがトリートメントやオイルです。
コンディショナー・リンス<トリートメント・オイル
シャンプーとセットで同じブランドのコンディショナーを使っている方も多いですね。
なんとなくシャンプーとセットのものを使えば美髪効果が高そうと勘違いしがちですが、実はコンディショナーは髪の毛の質感や手触りを良くすることが主目的で、髪の毛を補修するという点ではあまり効果が期待できません。リンスも同様です。
それよりもキューティクルを保護するカバー力が強く、不足している栄養を補い、水分を閉じ込める働きのあるトリートメントやオイルの使用がおすすめです。
シャンプー後、タオルドライをした後に、ダメージの気になる部分を中心にトリートメントやオイルをなじませることでサラ艶髪に近づけることが出来ます。
寝る前にはブラッシング
寝る前には、髪の毛はしっかり乾かしておきましょう。
濡れた髪はキューティクルが開いたままになり、より繊細な状態になっているので、自然乾燥はもってのほか。
ドライヤーを使う際には、高温の風を長時間あてるとさらにダメージが広がるので、タオルドライを丁寧に行った後、さっと温風で乾かし、冷風を使ってキューティクルと毛穴を引き締めるようにするのもポイントです。
そして、寝る前にはつげや動物の毛などの自然素材を使ったブラシで丁寧にブラッシングしておくと、寝ている最中の髪の毛の傷みを軽減することができ、寝ぐせもつきにくくなります。
髪サラサラ対策3:生活習慣の見直し
サラサラの髪作りに髪の毛や頭皮のケアだけでは万全ではありません。いわばそれは外側からの美髪ケア。
美しい髪作りには「生活習慣の見直し」という内側からのケアも欠かせません。
しっかり睡眠を取る
寝ている間に髪の毛は育ちます。
普段から眠りが浅い、睡眠時間が身近いなど良質な睡眠をしっかりとれていない方は、その分、内側から美髪づくりのサポートが出来ていないということが言えます。
良質な睡眠を取るということは意外と難しく、とくに現代人は睡眠に関するトラブルを抱えている方が少なくありません。
しっかりと睡眠をとるためには、
- 寝る前の光の刺激(パソコンやテレビ、スマホなど)は極力抑える
- 入浴して体温が下がったころに寝るようにする
- 寝る前に軽くストレッチをして体をほぐすようにする
- 寝室を落ち着ける空間にする(間接照明やアロマ、リラックスできる音楽を利用する)
- 自分の体に合った寝具を使う
などを取り入れると良いでしょう。
栄養バランスの取れた食事を食べる
健康的な髪の毛を作るために必要なタンパク質やビタミン・ミネラルをバランスよく食事から摂ることも重要です。
忙しいから、疲れているから、と出来合いのお弁当やインスタント・レトルト、ファーストフードばかりを摂っていては、どれだけ髪の毛のトリートメントなど外側からのヘアケアを充実させても、髪の毛そのものが貧弱となり、ヘアケア効果も半減してしまうことでしょう。
これらの食べ物に含まれている添加物などが髪の毛や体に蓄積されてダメージを受けるだけでなく、健康や美容にも悪影響です。
忙しくて食事に手を掛けられないという方は、時間のある時にまとめて大量に作って冷凍をしておくなど作り置きおかずを作っておく方法もオススメ。
また、食事からビタミン・ミネラルを摂取するのが最も望ましいことですが、どうしても不足しやすい栄養素はサプリメントで補給するなどの応急処置も取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
毎日の習慣を見直し、ちょっとした手間をプラスすることだけで髪の毛をサラサラにすることが出来ます。
もちろん美容室でのトリートメントのように即効性はありません。
しかし、今、毎日のお手入れや取り組み方を替えることで、徐々にパサつきや広がりが収まり、何もしなくてもツヤやしなやかさのある髪の毛に変えていくことができるはずです。
まずは、自分にできることからしっかりと取り組むことからはじめましょう。
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