潤いのある髪は光を反射してツヤツヤ輝き、思わず触りたくなってしまいますね。
また、美しいツヤ髪のメリットは若く見えるというだけではなく、清潔感や女性らしさもアップさせてくれるもの。
つまりツヤのある髪の毛は女性の重要な武器になるのです。
「そんなツヤのある髪はわたしの髪では無理・・・」「美容院で美容師さんの手に掛からないとできない・・・」なんて諦めていませんか?
それは思い違いです。
ちょっとしたコツで意外と誰でも簡単にツヤ髪になることができますよ。それでは今回は、CMのような髪の毛のツヤを出す方法についてご紹介していきましょう。
目次
髪のツヤが無くなるのはなぜ?
ツヤの出し方のご紹介の前に、まず知っておきたいのが、髪のツヤが失われてしまう原因です。
それは「髪の水分量が不足している」からなのです。
髪の水分量が不足する要因
では、なぜ髪の水分量が不足してしまうのでしょう。
それは、髪内部の水分が蒸発してしまうのを防ぐためのガードの役割(キューティクル)が剥がれてしまっているからです。
実は、何気ない日常生活のあらゆるシーンでキューティクルはダメージを受けています。具体的には、
- 間違ったブラッシング
- 洗浄力の強いシャンプーの使用や間違った洗い方
- ドライヤーやヘアアイロンの使い過ぎや間違った使い方
- ヘアカラーやパーマ
- 紫外線
などの原因によって、髪の毛の表面が傷つき、髪を守るキューティクルが知らない間にどんどん剥がれてしまうのです。
ツヤ髪作りはキューティクルから
お肌と同じように髪の毛も乾燥に弱いもの。
キューティクルが剥がれてしまうと、髪内部の水分がどんどん逃げてパサつき潤いやツヤのない髪になってしまいます。
そのため、ツヤツヤの髪を手に入れるには、普段のヘアケア等でキューティクルを整えることがとても重要なのです。
今すぐ実践!髪に艶を出す4つの方法
思い立ったが吉日!
光を反射するようなツヤ髪を手に入れるためにすぐに実践したい方法をご紹介していきますね。
ヘアケアの基本「ブラッシング」
ヘアケアは何をおいてもまずはブラッシングが欠かせません。シャンプー前・スタイリング前など、髪に負荷を掛ける前には必ずブラッシングをするようにしましょう。
ブラッシングの際には、使うブラシのチョイスも慎重に。キューティクルを傷つける摩擦や、キューティクルを剥がす静電気を発生させないものを選びましょう。
おすすめは、天然毛ブラシ(豚毛やイノシシ毛など)や天然木ブラシ(つげなど)です。
これらは摩擦や静電気を起こしにくく髪の毛も絡まりにくいので、既にダメージを受けている髪の状態を悪化させずにブラッシングすることができます。
ブラッシングするときには、
- 髪の毛先を先に軽くブラッシングする
- 徐々に根元に向けてブラッシングしていく
- 頭皮もブラシの先でマッサージする
のがポイント。
いきなり根元からとかしはじめるのではなく、絡まりや汚れの付着がおこりやすい毛先をほぐしてからブラッシングするようにしてください。
シャンプーのやり方も艶出しには大事
ツヤのある髪作りのために最も気を付けたいのがシャンプーのやり方です。
- シャンプーの前には必ず優しくブラッシングをしておきましょう。丁寧に行うことで、髪の汚れや絡まりを取り、頭皮の血行を良くすることが出来ます。
- 髪を洗う時には、頭皮に直接シャンプー液をつけるのではなく、手のひらで泡立てて髪の毛になじませて行いましょう。表面の汚れが落ちたら一度洗い流します。
- もう一度シャンプー液を泡立てて、次は頭皮を優しく揉みこむようにマッサージしながら頭皮を洗い、しっかりと洗い流します。
これだけで髪の毛同士の摩擦や、シャンプーの刺激から髪を守ることができます。
また、使うシャンプーの質にもこだわってみてください。市販で売られている安い物ではなく、口コミや実績がある髪に良いシャンプーを選びましょう!
トリートメントやコンディショナーはしっかり洗い流す
次にトリートメントやコンディショナー・リンスなどを使い、すすぎ残しが無いようにしっかり洗い流しましょう。
シャンプーやトリートメント等の洗い残しがあると、頭皮環境が悪化して美しい髪作りが出来なくなるので丁寧に洗い流して下さい。
「熱」ではなく「風」がポイント!髪の乾かし方
お風呂から上がったら、タオルで水分を吸収させるイメージで軽くタオルドライします。
ここで自然乾燥は厳禁。
ドライヤーも使わないから髪に優しいと勘違いしている方も多いのですが、髪をちゃんと乾かさずに放置しておくことはダメです。
細菌の繁殖が起こるなど頭皮環境を悪化させてしまうだけでなく、洗髪で開いたキューティクルが髪同士でこすれると、さらに髪の傷みも悪化させてしまいます。
髪を乾かすときには、ドライヤーの「熱」ではなく「風」で乾かすのがコツ。
頭皮から20cm以上離して、上から下へのキューティクルの流れに合わせて、髪も上から下に乾かしていくようにしましょう。特に髪の根元は念入りに乾かしてください。
ドライヤーのさらに詳しい使い方はこちら「その使い方大丈夫?ドライヤーは髪が傷む大きな原因!正しいドライヤーの使い方とは?」
また、安いドライヤーは熱で髪を乾かすので、できれば高いドライヤーの使用をおすすめします。
髪の艶出し:仕上げにもう1ステップ
髪の毛をしっかり乾かしたら、ヘアクリームやヘアオイル、ヘアミルクなどのヘアケアアイテムで保湿しておくとさらに効果的です!
寝ている間の髪の摩擦も防ぎ、キューティクルの剥がれを防ぐことが出来ます。
髪が十分に保湿されることでキューティクルの傷みも改善され、翌朝の髪の根グセや絡まりも激減。パサつきや広がりも収まるはずです。
このようなケアを続けて髪内部に潤いが十分保持されるようになれば、美しい艶が出るのも間近ですよ。
まとめ
残念ながらすでにダメージを受けている髪はすぐにはきれいになりません。
しかし、毎日の丁寧なケアを続けキューティクルを整えることで、必ずツヤのある美しい髪になっていくはずです。
CMのような潤いとつやのある髪を手に入れるためには、今回ご紹介した方法を実践することを面倒と思わず、「このひと手間がツヤ髪を手に入れるための大事な1ステップ」と考えて、優しく髪の毛のケアをしてあげてくださいね。
コメントを残す