「髪がパサつく、時間が経つと広がり収拾がつかなくなる・・・」など、思い通りにスタイリングできない髪の毛にイライラしてしまう方も多いですね。
そんな時はヘアクリームやヘアオイルを使ったケアがおすすめ!
だけど、それぞれの違いや使い方など、あまり知らない方も多いので、今回はヘアクリームとヘアオイルについて詳しくご紹介したいと思います。
ヘアオイルの特徴
ヘアオイルとはその名の通り油で出来たヘアケアアイテム。その原料として天然の植物から絞った物もあれば、合成油脂を使った物もあります。
ヘアオイルのメリットは、髪の表面をしっかり覆う高いカバー力と保湿力です。
ツバキやアンズなど天然の植物を絞ったオイルや、馬油・ホホバオイルなど人の肌に近い性質をもつオイルは髪との相性が良く、素早くムラなく髪を覆って外部からの刺激や内側の成分の流出を防ぐ効果が得られます。
またヘアオイルは、髪になじませることで髪をしっとりと落ち着かせてくれる働きがあるので、雨の日など湿気の多い日にうねって広がる髪もしっかりまとめる効果があります。
さらに紫外線を防ぐ効果もあり、熱に強いため、日差しに当たることが多い人、ドライヤーやヘアアイロンを使うことが多い人はヘアオイルを使うのがオススメです。
ヘアオイルの使い方
- シャンプー後にタオルドライします。
- ドライヤーで髪を乾かす前に、手のひらに数滴オイルをとって伸ばし、毛先から髪の毛に揉みこんでいきます。
- 髪の根元には付けず、毛先から髪の長さの1/2くらいまでにつけることで広がりやうねりを押さえた仕上がりになります。
ヘアオイルは、髪の量や髪質に合わせて使う量を調整してください。
あまり多く使い過ぎると、ホコリやゴミが吸着しやすくなり、ベタッとまとまって汚くなります。
ヘアクリームの特徴
一方、ヘアクリームは油と水分を混ぜ合わせて乳化しエマルジョン化したものです。
髪の保湿成分である油分のほかに、コラーゲンやビタミンなどの成分を配合し髪の補修を行うこともできます。
配合している油と水分の量によってクリームのテクスチャが変わります。
油分が控え目のものは比較的エアリーな仕上がりに、油分が多めのものはオイルに近いしっとりとした仕上がりになるので、自分の理想とする状態に近づけてくれるヘアクリーム選びをすることが重要です。
保湿効果も優れていますが、ダメージを受けた髪の補修についても大きな働きをするので、パーマやカラーリングなどによって髪の表面を覆うキューティクルが剥がれてしまった方や、毛先のパサつきだけが特に気になる髪の毛の長い方におすすめです。
ヘアクリームの使い方
髪のパサつきを改善して保湿してくれるだけでなく、栄養を与えて髪を補修してくれるヘアクリームも、使い方を間違えるとべたついてしまうだけ。
正しい使い方できれいな仕上がりを目指しましょう。
- シャンプーとリンスが終わった後、タオルドライをします。
- つぎに手に10円玉程度のヘアクリームを取り、両手で温めながらしっかりと広げます。
- 毛先から髪全体にクリームをまんべんなく揉みこむようにつけていきます。
髪の根元につけると毛穴づまりや頭皮トラブルの元になるので、なるべく髪の根元につけないように気をつけながら行いましょう。
上記の方法がヘアクリームの基本的な使い方ですが、商品によって異なるので確認してから使用するようにしてください。
まとめ
似て異なるヘアオイルとヘアクリームの違いはお分かりいただけたでしょうか?
保湿の面だけをみれば油分100%のヘアオイルに軍配が上がりますが、保湿と同時にキューティクルが剥がれて傷んだ髪の補修もできるヘアクリームも捨てがたいですね。
特に大きな違いはその仕上がりで、しっとりと滑らかな髪にしたい方はヘアオイル、エアリーでサラサラした感じの髪にしたい方はヘアクリームが向いています。
髪のダメージレベルや、なりたい髪のイメージなどに合わせて上手に使い分けると良いでしょう。
オイルやクリームケアも良いですが、根本的な原因を改善する事も忘れずに!
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