パーマとカラーリングで髪が傷み過ぎた時の対処法!

パーマとカラーリングで髪が傷み過ぎた時の対処法!

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髪の毛のためにはあまり好ましくないとわかっていても、やっぱりお洒落のためにパーマやカラーリングが必要である場合もありますね。

一度や二度のパーマやカラーリングで髪がそれほどダメージを受けることはありませんが、やはり何度も繰り返すと髪の毛のダメージは深刻なものとなり、髪の毛が切れやすくぱさぱさになってしまったという悩みを抱える方も少なくありません。

かといって、髪の毛を切るのは避けたい、なんとかして髪の傷みを改善したいという方に、家で手軽にできる傷み過ぎた髪の補修方法をご紹介しましょう。


傷んだ髪は直らない?

傷んだ髪は直らない?

補修方法のご紹介の前に知っておきたいのが、傷んだ髪が自然に修復されるということはまず不可能と言うことです。

髪の毛は、爪と同じように死んだ細胞で出来ているので、パーマやカラーリングでダメージを受けてしまうと何らかの対策を取らない限り、勝手にきれいな髪に戻るということはありえません。

しかし、諦める必要はありません。

傷んだ髪に外から栄養を与えて補修するなどして、それ以上悪化しないように食い止めたり、髪の表面をカバーして美しく見せることは可能なのです。


トリートメントでツヤ髪に

トリートメントでツヤ髪に

傷んだ髪を修復するのに最も効果的なのがトリートメントです。

髪の毛に潤いと栄養を与えるトリートメント

パーマやカラーリングを繰り返して行うことで髪に与える最も深刻なダメージはキューティクルの傷みです。

パーマやカラーリングの薬剤によって、外側からの刺激や内側からの栄養・水分の流出から髪の毛を守るキューティクルが傷み、髪の毛がガサガサかつスカスカに。

その結果、指通りが悪くなるだけでなく、パサつき広がり、切れ毛や枝毛が増えてダメージヘアになってしまうのです。

残念ながら一度キューティクルが剥がれてしまうと再生させることはできませんが、キューティクルが残っている場合はまだ大丈夫。

シャンプー後に栄養を補給する効果のあるトリートメントを使うことで、剥がれかけたキューティクルをカバーしつつ、スカスカになった髪の毛内部の補修をすることができます。

あまりに状態が酷い場合は、洗い流すタイプのトリートメントよりも、髪の毛を軽くタオルドライした後で使う「洗い流さないタイプのトリートメント」の使用がオススメ。

しっかり長時間髪の表面に付着し、髪を外部からのダメージから保護しつつ、栄養分や水分を髪に補給して整えることができます。

髪は「風」で乾かす

熱から守る働きもあるキューティクルが傷んでいるときに、ドライヤーの高温の熱風を長時間あてて髪を乾かすのは自殺行為です。

髪を乾かすときには、熱風は極力短時間にし、冷風機能があれば活用して「風」で乾かすようにしましょう。

冷風を使うことで、開いたキューティクルがきゅっとひきしまり、ツヤが出やすくなります。


オイルパックでツヤ髪に

オイルパックでツヤ髪に

ぱさぱさでナイロンのようになってしまった髪には、天然の植物から作られたオイルを使ったパックで、潤いを与えることも有効な方法の一つです。

オイルパックの方法

シャンプー前にオイルを手に取り、手のひら全体になじませた後、頭皮につけて優しくマッサージを行います。

そして、数滴またオイルを手に取り広げた後、髪の毛の傷みが特に気になる部分に優しく馴染ませます。蒸しタオルで髪の毛をまとめてシャワーキャップをかぶり、30分程度おきましょう。

時間が経ったら、シャンプーを泡立て、優しく髪の毛と頭皮を洗い、しっかり洗い流します。

おすすめのオイル

ヘアパックに使うオイルは、天然の栄養豊富なオイルを使うのがオススメです。

・オリーブオイル
オレイン酸やビタミンE、ビタミンAを含むおなじみのオリーブオイルです。高い抗酸化作用と保湿効果が得られます。ヘアケアで使う場合にはエキストラ・バージンオイルを使いましょう。

・ホホバオイル
オイルではなく厳密には植物性の液体のロウ(ワックス)です。抗炎症作用のあり、皮脂バランスを整え、浸透力が高いのが特徴です。低刺激なので肌の弱い方にもおすすめです。

・ココナッツオイル
免疫力を高め抗菌作用のあるラウリン酸、抗酸化作用の高いビタミンEが豊富です。さらっとした使用感なので、オイルのべたつきが苦手な方にもおすすめですが、刺激がやや強いので敏感肌の方は避けた方がよいでしょう。

・アルガンオイル
ビタミンEとオレイン酸・リノール酸が非常に豊富で、高い保湿成分があり、抗酸化作用に優れ、新陳代謝を高める効果があります。肌への浸透性が非常に高く、使用感もさらっとしていて使いやすさも魅力。

・ツバキオイル
オレイン酸を85%以上も含み、肌への高い浸透力で日本でも古来から愛用されてきた美容オイルです。

・アーモンドオイル
あまり日本人にはなじみ深いものではありませんが、オレイン酸・リノール酸を多く含み、ミネラルやビタミンEも豊富で刺激も優しいおすすめのオイルです。抗炎症作用や角質を柔らかくする働きもあるので、頭皮が固い方や頭皮のかゆみなどがある方向けです。

色々なオイルがありますが、このなかでおすすめなのがホホバオイルです。

ホホバオイルは世界一安全なオイルと言われ、頭皮や肌につけても安全。また、紫外線防止の効果や頭皮クレンジングなどにも使えるので、1本あると何かと便利ですよ。

それでも傷みが酷い場合は

髪のダメージ

上記の方法でどうにもならない場合は、サロンでトリートメントをするのも効果的。

費用は掛かりますが、それだけの変化は確実に実感できますし、即効性も期待できます。

その他にも、最終手段として思い切って髪の毛をカットしてしまうのも一つの方法です。

毛先などが傷んだぱさぱさの髪でいるよりも、髪を切ってさっぱりすっきりさせて艶やかな部分を生かしたヘアスタイルのほうが好感度が高くなることも少なくありません。

傷んだ髪に固執するより、イメチェンもかねて新しく生えてくる髪の毛を次は傷まないように丁寧にケアするという選択肢も入れておくようにしましょう。

まとめ

美しい髪は女子力アップに欠かせないものです。髪の毛がパサつき、ぼさぼさしていてはせっかくの美人も台無し。

おしゃれのために行ったパーマやカラーリングで傷んだ髪は、毎日の丁寧なケアを行うことで状態を改善し、潤いやツヤを復活させることが出来ます。

ぜひ今すぐお手入れを始めて、傷んだ髪を改善しましょう。

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