睡眠不足だと髪に悪影響!髪の健康と睡眠について

睡眠不足だと髪に悪影響

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睡眠不足は美容の大敵!ということは多くの方がご存知ですね。

夜更かしした翌日に目の下にクマが出来たり、肌荒れや吹き出物が出来てしまう経験をしたことがある方も多いことでしょう。

同じように、美しい髪にとっても睡眠不足は非常に危険。

それでは髪の健康と深い関係のある睡眠についてみていきましょう。


睡眠中の体の働き

睡眠中の体の働き

まずは、睡眠の働きや役割についてご説明します。

睡眠の役割

そもそも睡眠とはなんのためのものでしょう。

多くの方が「睡眠は体を休めるためのもの」という認識でいるでしょうが、実はそれだけのものではありません。

体の疲れを取り除くだけでなく、精神的な疲れを取り除きリセットするのも睡眠の重要な役割の一つなのです。

また、さらに重要なのが、睡眠中に成長ホルモンを分泌し、体の細胞の成長・修復などを行う働きです。

それは髪の毛にとっても同じです。

「寝る子は育つ」ということわざにあるように、睡眠をしっかりとることは身体や心の休息・体の成長に不可欠であると同時に、髪の毛の成長にも非常に重要なのです。

睡眠不足が髪に及ぼす悪影響

そんな重要な役割を担う睡眠が不足すれば、当然のことながら体や心にさまざまな悪影響が表れます。

睡眠不足によって血管が収縮し栄養や酸素が体中に行き届かなくなれば、美しい髪の毛が作られにくくなり、ヘアサイクルも乱れ、髪の毛がやせ細って抜けやすくなってしまいます。

また、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が減少すると、優先的に生命維持に関して重要な部分である脳や内臓の修復に成長ホルモンが使われ、さほど重要な部分ではない髪の毛は後回しになります。

そして精神的にもストレスや心の疲れが十分に取り除かれないことでさらに自律神経が乱れ、そのほかのホルモンバランスも崩れるなど、さまざまな点から髪の毛にとって睡眠不足は大きなマイナスとなります。

良質な睡眠=ノンレム睡眠を増やす

このように睡眠不足は、即、髪の毛の健康にかかわってくるので、普段からしっかりと睡眠を取ることがとても重要です。

しかし、時間さえ長くとればよいというものではありません。

体や心の疲れをリセットし、成長ホルモンを多く分泌させるには深い睡眠(ノンレム睡眠)が不可欠。

睡眠中、わたしたちは浅い眠りであるレム睡眠と深い睡眠であるノンレム睡眠をおよそ90分サイクルで交互に行っていると言われています。

眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまう方は、眠りの浅いレム睡眠が多く、長い時間寝ても疲れが取れずにすっきりしないことも多いはず。

美髪づくりには、睡眠のリズムを整え、しっかりとノンレム睡眠を取る質の良い睡眠の習慣をつけることが大事なのです。


良質な睡眠を取るためのコツ

良質な睡眠を取るためのコツ

次に、より質の良い睡眠を取るためのコツをご紹介します。

カフェインやたばこを避ける

体質にもよりますが、コーヒーや紅茶など強い覚醒作用のあるカフェインを含む飲み物は、良質な睡眠をとるためには避けた方が無難です。

また利尿作用もあるため、睡眠中にトイレに行きたくなり、眠りが浅くなったり、目が覚めてしまうこともあるのでカフェインに反応してしまう方は飲まないようにしましょう。

覚醒作用のあるニコチンを含むタバコも心拍数や血圧をあげてしまうので避けてください。

光の刺激を避ける

寝る前のテレビ、スマホ、パソコンなどの光の刺激も、良質な睡眠を阻害するので避けましょう。

内容によっては興奮したり、気持ちが乱れたりすることもあるので、できれば穏やかに過ごせるよう音楽を聴きながら軽くストレッチをしたり、読書をするなどなるべく目に刺激を与えないようにしてください。

室内の温湿度を整える

暑すぎる部屋、あるいは寒すぎる部屋では良質な睡眠を取ることはできません。

寝室の温度は夏は26度~28度、冬は18度から22度を目安にエアコン等を使って調整するようにしましょう。

また、乾燥しすぎはのどや肌だけでなく髪の毛にとってもマイナス。逆に湿度が高すぎるのも不快指数を高めて眠りに影響を与えます。

そこで室内の湿度は50%前後になるよう、加湿器や除湿器を使って調整するようにしてください。

寝室にも温湿度計を置き、快適に眠れる空間になっているかどうかをチェックする習慣をつけましょう。

明るさにも注意

寝室は暗すぎるのも明るすぎるのも眠りにとってはマイナスとなります。

横になった時に目に光が入らない位置に間接照明などを設置し、寝室をほの暗くしておくと良いでしょう。

体温を調節する

良質な睡眠は、いかに無理なく睡眠に入るかにもかかっています。

人は、体温が下がっていく過程で眠気を催し、そのまま睡眠に入るため、寝る前に入浴して体温をコントロールするのも大きなポイントです。

また入浴で血行が良くなっている状態で軽くストレッチをするなど体をほぐすのも効果的です。

寝る4時間前には食事をしない

食べ物を食べた後、胃や腸で食べ物を消化・吸収することに身体はかなりのエネルギーを使用します。

胃腸に血液が集まり、エネルギーが使われると、質の良い睡眠を取ることを阻害するだけでなく、髪や頭皮に回るエネルギーも減ってしまいます。

睡眠中は消化器官を休ませ、髪の毛の成長を含めたそのほかの部分にエネルギーや血液が十分に回るよう、寝る前4時間からはあまり食事をしないようにすると良いでしょう。


まとめ

睡眠と髪の健康の重大な関連はお分かりいただけたでしょうか。

たかが睡眠、されど睡眠。

毎日の睡眠時間を「ただ横になるだけの時間」にせず、「美しい髪作りの時間」にすることはそれほど難しくありません。

ぜひ今回ご紹介したコツを取り入れて、質の良い睡眠習慣を身につけ、美しい髪作りに役立てましょう。

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