「髪のパサつきや広がりをなんとかしたい・・・」
そんなお悩みを抱えている方におすすめなのが、手軽にしなやかさと潤いを与えることが出来るオイルを使った髪の保湿です。
オイルをスキンケアに用いる方は多いのですが、お肌と同様、髪にもオイルは嬉しい効果を発揮する万能アイテム。
それでは、おすすめのオイルとその使い方についてご紹介していきましょう。
目次
髪の保湿に役立つおすすめオイル7選
それではヘアケアに最適なおすすめのオイルをご紹介しましょう。
アルガンオイル
最近ヘアケアアイテムにも数多く用いられるようになったアルガンオイルは、モロッコのサハラ砂漠のアルガンツリーから抽出した貴重なオイルです。
豊富な天然ビタミンEを多く含むだけでなく、トコフェノール、必須脂肪酸のリノール酸やオレイン酸、肌を柔らかくするサポニンなども豊富に含んでいます。
髪の毛のパサつきを抑える効果だけでなく、保湿効果、肌細胞を活性化させ乱れたターンオーバーを整える働きもあるため、頭皮環境が悪化している方にもおすすめです。
ホホバオイル
厳密にはオイルではなく、ワックスエステルという成分で9割強構成されているホホバオイル。
ワックスエステルは人の皮膚にも含まれている成分なので、肌なじみが良く、髪の毛にも素早くなじむのが特長。
また、アレルギー反応を起こしにくい性質があるため、アトピー性皮膚炎や湿疹のある方なども安心してご使用になれます。
ホホバオイルは高いバリア効果によって髪の毛や頭皮をしっかり守ってくれる点が魅力です。
ワックスエステルのほか、血行促進の働きのあるビタミンE、皮膚の乾燥や角質化を防ぐビタミンA、細胞の再生を促すビタミンDなどの成分も含み、抜け毛予防などの頭皮トラブルの改善にも効果を発揮します。
ココナッツオイル
食材としてだけでなく、ヘアケアにも効果を発揮するココナッツオイル。母乳にも含まれるラウリン酸が配合されている点に特長があります。
カバー力が高い上に、ラウリン酸は高い抗菌作用があり、免疫力の強化や新陳代謝の活発化の働きもあるため、頭皮トラブルを抱えている方のヘアケアにも効果的。
甘い香り、さらっとした使用感がお好きな方におすすめです。
椿オイル(カメリアオイル)
日本人に古来から愛用されている椿オイルの主成分は、オレイン酸トリグリセリドという人間の皮脂とほぼ同じものです。
そのため、高い保湿力と肌へのやさしさ、そしてなじみの良さがおすすめポイントです。
また、サポニンという抗菌作用のある成分も含んでおり、肌荒れやニキビなど頭皮トラブルの改善にも役立ちます。
テオフィリンという保湿成分も豊富なので、乾燥が気になる髪の毛の保湿にぴったりです。
ローズヒップオイル
ローズヒップティーなどでもおなじみのローズヒップから作られるローズヒップオイルは、豊富なビタミンCが特長です。
コラーゲンの生成と維持、抗酸化など美容に役立つビタミンCのほか、リコピン、βカロテン、ビタミンE、必須脂肪酸も豊富で、頭皮の老化防止への効果も期待できます。
また天然の美白成分トランスレチノイン酸を豊富に含んでいるので、美白にも効果的。
ただ酸化しやすい点には注意が必要です。
アーモンドオイル
豊富なビタミン、ミネラルのほか、リノール酸とオレイン酸の含有量が高いオイルです。
皮膚を柔らかくし保湿する高い効果とともに、抗炎症効果もあります。
ただ価格が効果なのがネック。安いアーモンドオイルは粗悪品であることが多いので注意しましょう。
オリーブオイル
オリーブオイルは、抗酸化作用や血行促進効果や新陳代謝の正常化に役立つビタミンAとビタミンEを多く含んでいます。
また、成分の70%が保湿力を高める働きがあるオレイン酸なのでパサついた髪の毛の保湿にぴったり。
ただ粘性が少し高めでにおいがあります。
上記のオイルはどのオイルも髪の保湿に非常に役立つオイルばかりです。
ただ、人によって香りや使用感の好みが異なるため、色々試してみて、気持ちよく使い続けられるオイルを選ぶようにしましょう。
髪の保湿編:オイルの使い方
次に、より効果的に髪の毛の保湿に役立つオイルの使い方をご紹介します。
シャンプー前に
シャンプーをする前に丁寧にブラッシングをし、手にオイルを数滴垂らして手の平全体になじませて頭皮を優しくマッサージしましょう。
オイルには古い皮脂や汚れ、皮膚など毛穴や頭皮についた汚れを浮き上がらせて落とす働きがあるので、シャンプー前にオイルマッサージをしておくだけで頭皮環境の正常化にとても役立ちます。
また、毛先にオイルをなじませておくと、傷んだ髪の保護ができ、シャンプーによって過剰なストレスを与えずに済みます。
頭皮マッサージと毛先のケアを行った後、蒸しタオルで頭部を包んで10分程度置いた後、通常通り、シャンプーして洗いましょう。
シャンプーにちょい足し
潤いが足りない髪には、シャンプーにオイルを混ぜ合わせて使う方法も効果的です。
シャンプーをしっかり泡立たせた後、オイルを数滴混ぜ合わせ、泡で髪の毛や頭皮を洗います。
オイルが入っているからといって泡立ちが悪くなる、流しにくくなるということはありませんが、いつもより念入りに洗い流しておくほうが安心です。
シャンプーのあとに
お風呂上りの濡れた髪の毛には、タオルドライ後のオイルを使ったケアもおすすめです。
丁寧に髪の毛をタオルドライしてから、手にオイルを数滴垂らし、手のひら全体に広げた後、髪の毛先を中心に真ん中あたりまで手で髪の毛を軽く握るようにしながらオイルをなじませましょう。
天然のオイルは熱から髪の毛を守る働きがあるので、ドライヤーの熱から髪の毛を保護することができます。
朝のヘアケアに
朝起きて、髪の毛がパサつき広がっている場合にもオイルは効果的。
手の平にとって髪の毛先から中間部分まで伸ばすだけで、髪の保湿とともに広がりを抑えツヤを与えることができます。
また、天然のオイルは紫外線をカットする効果も高いので、日中の紫外線対策も出来てまさに一石二鳥です。
まとめ
髪の毛の保湿とともに頭皮環境の改善効果や紫外線・ドライヤーの熱対策ができるオイルを使うことで、簡単に美しい髪作りができることがおわかりいただけたでしょうか?
オイルも使う人との相性があるので、まずは一つに決めずに色々試して、使い勝手や感触、仕上がりをみてみましょう。
そして一番気に入る「マイベストオイル」を見つけて毎日欠かさず髪の毛のケアをしていけば、誰でもきっと美しいツヤ髪が手に入るはずです。
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