椿油を使った髪の保湿のメリットデメリットは?

椿油

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オリーブオイルにグレープシードオイル、アルガンオイルにホホバオイルなど、美容と健康に役立つオイルがどんどん登場し、今や空前のオイルブームといっても過言ではありません。

しかし、日本にも古来からずっと使われている優れたオイルそれが『椿油』です。

今回は、日本人になじみの深い椿油の成分や効果、そのメリット・デメリットについて見ていきましょう。


椿油のメリット・デメリット

メリットデメリット

髪の毛にうれしい成分を豊富に含んだ椿油のメリットとデメリットについてご紹介します。

椿油のメリット

  • 髪の毛に伸ばしやすく、なじませやすい
  • キューティクルの剥がれを抑え整える
  • ツヤや潤いを保持する
  • 髪の毛がしっとりまとまる
  • 頭皮や毛穴の汚れを取り除いて頭皮を清浄化し頭皮環境を整える
  • 頭皮の血行を促進し新陳代謝を活発にする
  • 肌に優しく頭皮トラブルを起こしている方も使える
  • 紫外線を防いで髪を守る
  • ドライヤーの熱から髪を守る
  • 髪の毛の静電気の発生を防いでくれる
  • 酸化しにくいため、安心して使える
  • 優れたコストパフォーマンス

などさまざまなメリットがあります。

椿油のデメリット

ただ、残念ながらメリットばかりではありません。

椿油には、

  • 独特のニオイがある
  • 使う量を間違えるとべたつく
  • 不純物の混ざった品質の悪い椿油を使うと髪の毛が傷む

などのデメリットもあると言われています。

特に気になるのが3つ目の髪の毛が傷むという点ですが、これは精製度が低く劣悪な品質の椿油を使ったことが原因です。

精製度の高い品質の良い椿油にはUV-Bを防ぐ働きがあり、椿油を髪につけることで日常生活で浴びる程度の紫外線はしっかりカットできます。

しかし、品質の悪い椿油を使った場合、酸化した油が髪の毛を傷める上に紫外線を防ぐ働きもないので、かえってダメージヘアを悪化させてしまうおそれがあります。

つまり、椿油を使う上で重要なポイントは、「高品質な」椿油を「適量」使うということ。

これさえ守っていれば、しっかりと髪を保湿し頭皮環境を正常化させ、美しい髪作りに椿油は大いに役立つことでしょう。


椿油を使ったヘアケアの注意点

椿油を使ったヘアケアの注意点

椿油はオイルなので、正しい使い方をすることが大事です。

では、そのポイントをご紹介しますね。

適量を守って使用する

ショートヘアで1~2滴、セミロングで2~3滴、ロングヘアで4~5滴程度が適量です。

しっかり潤したいからと大量に使うと髪全体がベタベタして毛束になったり、ゴミが付着して不潔な印象になってしまうのでご注意ください。

椿油を髪になじませる際には、まず手にオイルを垂らし手の平全体に伸ばしてから、傷みやすい毛先を中心になじませていくと固まらずきれいな仕上がりになります。

保存方法・消費期限を守る

もともと椿油は酸化しづらく変質しづらい油ですが、やはり天然素材なので開封した後に少しずつ品質は変わっていきます。

それを防ぐために、開封した椿油は直射日光を避けてなるべく冷暗所で保管すると良いでしょう。冷蔵庫に入れる必要はありません。

色々試してみる

椿油といっても、メーカーによって原材料や製造方法などが異なるため、香りや使用感や品質が製品によって異なります。

もともと香りに特徴があるので、いろんな製品を試してみて、気持ちよく使い続けられる椿油を選ぶようにしましょう。

また、椿油は低刺激な油ですが、肌質によっては合わないこともあるため、使用前にはパッチテストを行うようにしてください。

おすすめの椿油に関しては、こちらの記事で紹介しています⇒髪につけるおすすめの椿油「3選」!ヘアケアに使うならコレ!

椿油の歴史や成分についても少しだけ書いておきます!

椿油って何?

昔から女性の身だしなみを整えるのに使われてきた椿油は、ツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種から採取されたもの。

その歴史と成分をご紹介します。

椿油の歴史

椿油の歴史は、奈良時代にさかのぼります。

食用や灯り用、不老不死の薬として珍重されていただけでなく、化粧用としても女性の美に大きく貢献していたことがわかっています。

また、遣唐使で贈り物として椿油を献上品にしていたという記載があることからもわかるように、当時の日本を代表する特産物として珍重されていました。

そんな古い時代から髪の毛のケアやボディケアなど古来から女性の美をサポートする役割を担ってきた椿油が、手軽で効果の高い美容アイテムとしてその価値が見直され今再び脚光を浴びています。

椿油の成分

椿油に含まれる成分を次に見ていきましょう。

・オレイン酸トリグリセリド
椿油には80%前後のオレイン酸が含まれています。
オレイン酸トリグリセリドは人の皮脂成分の半数以上を占める中性脂肪に近い脂質なので、肌や髪とのなじみが良く、高い保湿力を発揮します。

・リノール酸
必須脂肪酸の一つであるリノール酸には肌の保湿に効果があります。

・パルチミン酸
抗酸化力の強い飽和脂肪酸の一つで、過剰な皮脂を分泌を抑え、動脈硬化を予防する働きがあります。

・ビタミンE
強力な抗酸化力を持つ脂溶性ビタミン。
血流を改善する効果や、肌の新陳代謝の活発化、ターンオーバーのサイクルの正常化の働きも期待できます。

まとめ

古来から日本人に愛されてきた椿油の魅力はわかっていただけたでしょうか?

ただ、どんなに良いものでもメリット・デメリット、相性がありますし、間違った使い方や品質の悪いものを使えば逆効果となる点だけご注意ください。

しかし、椿油の性質や特長を知り、自分に合った良い品を選んで正しく使えば、誰でも椿油で艶やかで滑らかな美しい髪を作りができるはずです。

ぜひ「マイ椿油」を見つけてお試しください。

⇒髪につけるおすすめの椿油「3選」!ヘアケアに使うならコレ!

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