リンス・コンディショナー・トリートメントの違いを覚えて髪の健康を保とう!

リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

このサイトではアフィリエイト広告を利用しています。

シャンプーのあと、髪の毛をきれいに仕上げるためのアイテムといえば、リンス・コンディショナー・トリートメントがありますね。

「名前は違うけれど、どれも髪をしなやかに仕上げてくれるためのもの」と言うくくりで違いなど殆どないと思っている方も多いようですが、実はそれは間違い。

それではリンス・コンディショナー・トリートメントの違いを今回はご紹介していきましょう。


リンスの効果

リンス

リンスは髪の表面を油分でコーティングして、キューティクルの開きや剥がれなどの髪の傷みを防いで保護する働きがあります。

表面をコーティングすることで髪内部の水分の蒸発を防ぐ働きもあります。シャンプー後の髪に滑らかさを与え、指通りや滑りを良くするのが主な目的です。

リンスの使い方

リンスはシャンプーをした後に軽く髪を絞り、適量を髪につけます。髪のコート剤なので、髪の内部への成分の浸透性もないためリンスをつけた後はすぐに洗い流してください。

髪のぬめりがなくなるまでしっかり洗うことがポイントです。

リンスの注意点

リンスをつけるときには、髪の毛先や真ん中あたりまでで十分です。毛の根元や頭皮には極力つけないようにしましょう。

髪にリンスをつけた後に放置するのは逆効果。すぐに洗い流した方が頭皮にとってはプラスです。

関連記事:リンスの効果(目的)って何?本来はいらないの?


コンディショナーの効果

コンディショナー

リンスと同様、髪の表面に油分を与えて皮膜をつくり、髪の表面を滑らかにする働きがあります。

紫外線や摩擦、ホコリなどの外部からの刺激から髪を保護しつつ、髪内部の水分が抜けて乾燥しないよう整える働きもあります。

リンスとコンディショナーの目的や役割は同じですが、リンスよりも髪の毛の表面を整える力があるものをコンディショナーと呼び区別しているメーカーが多いようです。

コンディショナーの使い方

コンディショナーもリンス同様、髪のコート剤なのでシャンプーをした後に軽く髪を絞り、適量を髪につけてなじませたあと、すぐに洗い流します。

髪のぬめりがなくなるまでしっかり洗い、特に根元に残らないように気をつけてください。

コンディショナーの注意点

コンディショナーをつけるときも髪の毛先や真ん中あたりまでに留め、毛の根元や頭皮には極力つけないようにしましょう。

成分の浸透性もないため、髪にコンディショナーをつけた後に放置する必要はありません。


トリートメントの効果

トリートメント

髪に水分や油分を補い、トリートメント成分が傷んだ毛髪内部に浸透して、内側から髪の状態を整える働きがあります。

髪の表面を覆い、外部からの刺激から髪を守り、内部からの水分蒸発を防ぐ働きもあります。

トリートメントは、上記のリンスやコンディショナーと異なり、髪の傷みのケアや補修・髪の質感をコントロールするなどの働きがある点が大きな違いです。

トリートメントの使い方

シャンプーのあとに髪を絞って水分を取った後、適量を手にとり、手のひらを擦り合わせて指のあいだまで広げた後、手ぐしで髪の毛先や傷んだ部分に重点的になじませていきます。

トリートメントをつけたら手の平で髪をパックするようにしてさらになじませた後、ホットタオルやシャワーキャップをかぶり、成分が内部にしっかり浸透するようそのまま放置します。

放置時間は製品によって異なるので、説明書きをよく読んでご使用ください。

トリートメントの注意点

トリートメントも、リンスとコンディショナーと同じく、洗い流すときにはしっかりとぬめりがなくなるまで洗い流しましょう。

放置時間も指定の時間を守ること。それ以上放置しても、栄養の浸透量は変わりません。また、トリートメントの洗い残しも頭皮トラブルやべたつき、抜け毛や薄毛の原因となります。

関連記事:間違ってると意味がない!トリートメントの効果的な使い方

使い分けが大事

使い分けが大事

リンス・コンディショナー・トリートメントの違いはお分かりいただけたでしょうか?

それでは次にそれぞれのメリット・デメリットを中心におさらいをしてみましょう。

リンス・コンディショナーのメリット・デメリット

メリット

  • つけた後すぐに洗い流せるので時短
  • 価格がリーズナブル

デメリット

  • 既に傷んでいる髪を補修する機能が無い
  • すすぎ残しは髪や頭皮にダメージを与える

お子さまや髪のダメージがあまり気にならない方で、髪の毛の手触りや質感を整えたい目的ならリンスやコンディショナーがオススメ。

トリートメントのメリット・デメリット

メリット

  • 傷んでいる髪に栄養を与え、内部から補修できる
  • リンスやコンディショナーの働きも同時にできる

デメリット

  • 髪になじませた後、一定時間放置しなければならず時間がかかる
  • すすぎ残しは髪や頭皮にダメージを与える
  • 価格が高め

カラーリングやパーマなどケミカルな処置をしている髪、紫外線を多く浴びた髪、ドライヤー等で乾燥した髪など、トラブルやダメージを抱えている髪には、内部から髪を補修することが出来るトリートメントがオススメです。

まとめ

リンス・コンディショナー・トリートメントは似て非なるものです。

そのため、どれが良い・優れている、というよりも、使う方の髪の毛のコンディションや仕上げたい髪のイメージに合わせて使い分けることが重要です。

ぜひ自分の髪にあったヘアケア製品を見つけて、美しい髪をキープするようにしましょう。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)